清純にハートを射止められたい LOVE ME DOOOOOOOOO

12年6か月ぶりのシングルリリースおめでとうございます

 

すごい。なんど見てもすごい。

 

いや本当にすばらしい。ずっとずっと待っていた全国1700000000万の清純ファンの皆様おめでとうございます。私もおめでとう。

 

私は千石清純の女になりたいとずっと願っている。清純の女。なんて甘美な響きを持った言葉なのだろう。

 

夢女子と名乗ることに厚かましさを感じる年齢ではあるのだが、さりとてテニスの王子様というコンテンツは、原作者先生自ら「キャラクターが次元の向こうから私を想う歌」を作ってくださるくらい懐が深いのだ。

そこまでお膳立てしてもらったのなら名乗ろうじゃないかレッツ夢女。もう怖がることはない夢女。なんたって唯一神のご加護があるのだから――!!

 

清純の夢女はめちゃくちゃ楽しいので、彼からのバレンタイン・キッスをきっかけに全世界が清純と恋し恋される関係になればいいなと思ってこれを書いています!

バレキス発売まで待ちきれないみんな――――!!!! テニラビしよ!!!!

 

◆清純を好きな気持ちをわかって欲しい

 

バレンタイン・キッスを聴きながら読んでほしい。

 

今さらこのように取り立てる必要もない気がしますが、千石清純のどこがどんな風にいいのか、気持ちの整理のために列挙していきます。

というのも、千石清純という人物はただでさえ “発酵したぶどう色の夕焼けが見える公園で素敵な恋をしたいOHダーリン” みが溢れるキャラなのに、バレキスを歌うだなんて、 “発酵したぶどう色の夕焼けが見える公園で素敵な恋をしたいOHダーリン” みがより強調されてしまいます。2分に1回は清純と“発酵したぶどう色の夕焼けが見える公園で素敵な恋をしたいOHダーリン” と思っている気がする。長いから今後は「結婚したい」と言い換えることにします。

ちなみに私が千石清純を好きになったときの話がメインなので、内容はほぼ旧テニ11巻~13巻くらいに偏っている。10年以上前の話になりますが、どうかご容赦ください。

 

1. いつも余裕をたたえている

 

千石清純はいつも余裕をたたえている。

テニスではサーブ権とコート選択権を賭けて “トス” を行う。日本ではラケットを回して倒れる向きを当てる *1 のだが、豪運の清純はこれを外したことがないため、桃城がラケットを回す前に「サーブをもらうよ」と告げる。これが余裕じゃなくてなんだというのか。(その後「んじゃ一応ラフで」と適当に答えて見事的中させる。そして風水がいいとか理由をつけて結局コートを選ぶ。これが余裕じゃなくてなんだと略)

「アンタ強いんスか?」と挑発を受けたときも、顔色ひとつ変えず「強いんじゃない? *2 」と返している。とても余裕がある。質問に疑問形で答える絶妙なバランス。たった一言で “こいつ強そう” 感を醸している。試合慣れした食わせ者という彼のプレイヤー・パーソナリティはそのまま、コートの外でも変わることがない。

うまくかわされてしまうが、得体の知れなさからくる不快感はない。騙されてしまいそうな雰囲気があるのに危なげがないのだ。いいとこどりである。とても結婚したい。

 

 2. とってもいいひと

 

千石清純の通う山吹中は、悪役として物語に登場する。*3
清純は、鼻の下を伸ばしに伸ばして女子テニス部を覗いていたところをリョーマくんにノされるという、散々な登場の仕方をする。

だが、彼はいいひとなのだ。試合中、対戦相手の足が痙攣したことを知り喜ぶシーンがあるが、喜んだ直後に「イカンイカン! 他人の不幸を喜ぶのはイカンぞ!」と頭を振りながら言う。

大したことない? そう、これはジャイアン効果だ。なにより同時期に登場する亜久津のおかげで、相対的に清純がめちゃめちゃいいひとに見えるのである。

往々にしていいひと過ぎる人というのは雲散臭いのだ。どこかで必ず精神のバランスを取っているはずだと疑うから、そのいいひとのダメな部分を見ない限りは安心できない。
その点清純はほどほどな善人なのでいいひと過ぎてどうしようとか清廉潔白過ぎてどうしようといった心配がまったくない。すこぶる結婚したい。

※新テニでは正真正銘めちゃくちゃいいひとなのでぜひ読んでほしい。『亜久津部活やめるってよ』は名エピソード。缶コーヒー投げたくなることうけあいだ。

 

3. ゲームメイクが巧い

 

千石清純の強さは圧倒的な運の良さと、ゲームメイクの巧さによって成り立っている。

このゲームメイクの巧さというのが最高で、テニプリ界では実戦経験によってのみ上達するというお約束 *4 があるのだ。つまりは、才能のある若手選手が試合中に覚醒して、何だかよく分からないうちにいきなり出来るようになる類のものではない、ということだ。

彼は相手が桃城武だったからダンクスマッシュをコピーした。相手をよく観察し、相手にとって最も有効な手段を選択し実行している。つまりはコミュニケーション能力がめちゃくちゃ高いといえる。実戦経験がモノを言うのも納得である。

清純の試合は、彼の外見とプレイスタイルのギャップによる印象操作、作中屈指の動体視力による対戦相手のプレイの観察と心理分析により緻密に組み上げられ、極上のスパイスとして豪運が加わっている。試合を見ているだけで彼のコミュニケーション術が伺い知れるのだ。これはもう結婚するしかない。

 

 

4. ストライクゾーンが琵琶湖クラス

 

千石清純はとんでもなく柔らかい人だ。彼の好みのタイプを見たことがあるだろうか。「この世の女の子全部」である。

全部だぞ? 思春期男子にあるまじき範囲の広さだぞ?? 青学はかわいい子がいっぱい~と鼻の下を伸ばしているシーンがあるので、厳密にはこの世の(かわいい)女の子全部! なのかもしれないが、それは自然なことだしどうでもいい。そもそも清純による「女の子」と「かわいい」の定義がなされてない以上どうでもいいのだ。もっと言えば、実際の彼のタイプなぞ問題ではない。

好きなタイプを聞かれて、限定的なものや具体例を挙げない、という精神性がいいのだ。彼の柔らかい人柄が垣間見える。

ほら結婚したくなってきたでしょ!!???

 

 

彼の2ndシングル『Everyday』が発売されたとき、同封されていたアンケートハガキに千石清純アルバムについての記載があった。ウキウキしながら楽しみにしています!と書きなぐって投函した。アンケートハガキというものに回答したのは生まれて初めてだった。

Everyday(アニメ「テニスの王子様」)

Everyday(アニメ「テニスの王子様」)

 

 

あれからもう12年、干支がひとまわりしましたよおばあちゃん……もちろんアルバムは発売されていない。こんなにも世界が清純に恋をしているのに、なぜなのか?

 

 

 

 

とまあそんな状態なので、テニラビのクリスマスイベントの告知をみたときにはぶったまげました。

(最高にどうでもいいですが、テニプリの最推しは白石君です。清純のことは夢女的な意味で好きです。)

聖書ラッキー↑クリスマスとかどんなご褒美だよいややっぱ清純好きな人白石君も好きだよね!? ラケットお揃いだし!! みたいな謎の親近感が湧いて出てきたりとかしましたけどひとまず静かに課金をしようと思いました(※しました)。

バナー交互に眺めているだけで比嘉くれる(誤字)

 

 

バレンタイン・キッス

バレンタイン・キッス

 

*1:「フィッチ?」「ラフ or スムース」というアレ。海外ではコインだったりする

*2:この「強いんじゃない?」はテニラビにもボイス実装されているので是非聞いてみてほしい。

*3:最近はみんな丸くなりすぎて忘れがちだが、最初から青学に好意的だったライバル校は六角と四天宝寺くらいである。

*4:場数を踏んどけば試合運びが有利になるという至極当然のことなのだが、テニプリはこれを徹底して後天的要素とした。